あご下からたるみ始めた二重あごのラインは、太ったせいなのかハリが落ちたせいなのか見分けがつきにくく、一般的な高周波リフティングだけでは物足りなさが残りやすい部位でもあります。この記事では、針を通して高周波を肌の内側へ直接届けるニードルRF機器、ヴァーチューRFの仕組みと、顔全体・二重あごの施術の流れをまとめました。
ヴァーチューRFは「ニードル高周波」です
サーマクールやオリジオのように広く知られた高周波リフティングとヴァーチューRFの最も大きな違いは、エネルギーの伝え方です。ヴァーチューRFはマイクロニードルの付いたチップを肌に刺入し、狙った深さに高周波の熱エネルギーを直接入れるニードルRF機器で、まぶた(ヴァーチューアイ)、二重あご(ヴァーチューライン)、顔全体(ヴァーチューオールイン)まで部位別に適用できます。今回の記事は、このうち顔全体と二重あごの施術を扱います。
ヴァーチューRFにはSMART、DEEP、EXACTの3つのハンドピースがあり、顔全体と二重あごのリフティングにはDEEPハンドピースを使います。

DEEPハンドピースには、写真のようにマイクロニードルチップを装着して使用します。

平らなチップを肌の表面に当ててエネルギーを照射する一般的な高周波機器とは異なり、微細な針が肌の内側に入って狙った層に熱エネルギーをそのまま届けるため、目標地点までエネルギーが到達する正確さが高い、というのがニードル方式の核心です。
深さ調節、パルス分割、クーリング:ヴァーチューRFの設計

ニードルの深さは0.1mmから4.0mmまで40段階で調節でき、肌の厚みや状態に合わせてターゲットとする層を細かく合わせられます。

高周波のパルスをさまざまな方式に分けて出せるため、組織へのダメージを抑えながら必要なエネルギーを効率よく届けます。

さらにハンドピースの温度制御クーリングシステムが表皮を保護するので、痛みの負担を抑えつつ深い層までエネルギーを入れることができます。従来のニードルRF機器の弱点を補い、副作用のリスクは下げつつ伝達力を高めた世代の機器だとご理解ください。このように届けられた高周波が肌の中の組織に熱刺激を与えてコラーゲンとエラスチンの生成を活性化し、それがハリの改善につながるという仕組みです。
顔全体+二重あごの施術の流れ

ご来院いただくと、スタッフによるクレンジングのあと麻酔クリームを塗ってお待ちいただく間に、施術に使うヴァーチューDEEP RFの36ピンチップを新しく開封して機器に装着し、準備を整えます。

本施術は額から始まり、顔、二重あごの輪郭ラインの順にもれなく進めていきます。

このとき大切なのが、ニードルの深さと周波数を患者さんの肌に合わせて調節することです。狙った皮膚の層にエネルギーが正確に届いてこそ肌の密度が上がり、小じわが整いながら顔全体のリフティングにつながっていくからです。

二重あごの部位は、さらに一段深い脂肪層までをターゲットにします。ニードルを脂肪層に挿入して届けた高周波で脂肪の減少をうながすと同時に、たるんだ肌を引き締め、脂肪とハリの低下が重なってできた二重あごのラインを二つの方向から一緒に改善していくアプローチです。
スキニーククリニックでは、すべての施術に先立って院長の診察を行うことを原則としています。目もとの小じわが気になるのか、ほうれい線のあたりが気になるのか、診察で把握した優先順位をそのまま施術の設計に反映し、同じ機器でも顔ごとに違う施術になるようにしています。

施術が終わると、鎮静用モデリングパックとベーシックな仕上げのあとご帰宅いただきます。部位や構成に応じた詳しい費用は料金のご案内でご確認いただけます。

まとめ
ヴァーチューRFは、マイクロニードルで高周波を狙った層に直接届け、顔全体のハリと二重あごのラインを一緒に扱うニードルRFリフティングで、深さ調節とクーリングの設計によって痛みの負担を抑えているのが特徴です。ご自身の二重あごが脂肪タイプなのかハリの低下タイプなのか、どの構成が合うのかは、診察を通じて確かめてみることをおすすめします。顔に合うリフティングの方向をチャットで相談する
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニーククリニックの代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2024年2月1日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否や方法は診察を通じてお決めください。
