
鏡を見るたびにまぶたが重く下がってきた気がする、二重のラインが以前より細くなった気がして気になる。そう感じている方は少なくありません。とはいえ、すぐに上眼瞼(じょうがんけん)手術を決めるとなると、印象が変わってしまわないかという不安があり、ダウンタイムの負担も気になるところです。その中間に位置する選択肢として知っておきたいのが、高周波機器を目もとに用いるヴァーチューRFによる上まぶたリフティング、いわゆる「ヴァーチューアイ」です。
ヴァーチューRFはどのような機器ですか


ヴァーチューRFは、FDAの承認を受けたマイクロニードル高周波(RF)リフティング機器です。極細のニードルが真皮層まで高周波エネルギーを届け、コラーゲンとエラスチンの新生を促すという原理で、この仕組み自体はほかのニードルRF機器と大きく変わりません。


違いは適用できる部位にあります。まぶたのように薄くデリケートな部位へ直接施術できる機器はこれまで多くなく、細くなった二重ライン、左右差が出てきたまぶた、眠そうに見える目もと、目じりの小じわといったお悩みは、手術以外に手立てが少ないのが実情でした。ヴァーチューアイはこの領域に非手術でアプローチできるようにしたもので、まぶたのたるみを早めに整えたり、進行をゆるやかにする目的で用いられています。
手術と比べたときの特徴
上眼瞼手術はたるんだ皮膚を切除するため変化の幅は大きい一方、印象の変化を元に戻すことが難しく、回復期間も必要です。これに対してヴァーチューアイは切開せずに組織のハリの回復を促す方法のため、変化はゆるやかで自然に現れる傾向があります。周囲に気づかれないように整えたい方、まだ手術の段階ではないと考えられる方には、まず検討していただく順序としてご案内しています。もちろん、たるみの程度によっては手術による矯正のほうが適している場合もありますので、どちらが合うかは診察で判断することが先になります。
スキニク医院での施術の流れ

スキニク医院はヴァーチューRFが韓国に導入された時期からまぶたへの応用に着目して施術を続けており、その過程で蓄積したエネルギー強度・ニードルの深さ・照射デザインのデータをもとに、お一人ずつの目の状態に合わせた計画を立てています。
流れは次のとおりです。カウンセリングを経て施術が決まると、まず目もとに麻酔クリームを塗布します。施術中の痛みは、多くの方が無理なく耐えられる程度です。

施術の直前には、目もと専用の使い捨てチップを開封する工程を患者さまの目の前でご確認いただきます。

その後は、まぶただけでなく眉まわりから額まで、目を開ける動作に関わる筋肉がつながる範囲全体を観察したうえで、ゆるんだ組織に沿って細かくエネルギーを届けていきます。一か所だけを引き上げるのではなく、目もと全体のバランスを見ながら進めることが、自然な仕上がりの鍵になります。

変化は1回の施術後にも感じられることがありますが、コラーゲンの再生が積み重なることで持続性が高まるため、通常は5回以上の反復施術をおすすめしています。反応の速さや程度には個人差があります。
クリニックを選ぶときに確認したいこと
ヴァーチューアイは、決められたショット数を打ち終えれば完了する施術ではありません。目の周囲の繊細な解剖構造を理解し、部位ごとに強度と深さを調整してきた施術者の経験が結果を左右します。したがって、機器を保有しているかどうかだけでなく、目もとの施術経験が十分な医療者か、副作用の可能性や限界についてきちんと説明してくれるかを基準にクリニックをお選びいただくことをおすすめします。詳しい費用は料金案内でご確認いただけます。
まとめ
ヴァーチューRFのヴァーチューアイは、手術には抵抗がある段階のまぶたのたるみを非手術で整えていく選択肢であり、仕上がりの自然さは施術者の設計に左右されます。ご自身の目もとが施術で対応できる段階かどうか気になる方は、目もとに合った方向性をチャットで相談するからお気軽にお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニク医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2025年5月15日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否や方法は診察を通じてご判断ください。
