リフティングを調べていると、ウルセラやシュリンクは耳になじんでいても「ブイロ(V-RO)」は初めて聞いたという方が少なくありません。ところが機器の系譜をたどると、ブイロは韓国製HIFUリフティングの出発点に立つ機器です。この記事では、ブイロ2・ブイロ アドバンスがどのような歴史を持つ機器なのか、HIFUと高周波を同時に使うダブルリフティングとは何か、痛みや満足度を左右する要素は何かを整理します。
ウルセラ、ダブロ、シュリンク — HIFUリフティングの系譜
HIFU(高密度焦点式超音波)リフティングの始まりは、2009年に米国FDAの承認を受けたウルセラです。効果は評価されたものの費用のハードルが高く普及には限界があり、その間隙をついて2010年代初頭に登場した韓国製機器ダブロが、費用の効率とスピードを武器にHIFUリフティングを広く普及させました。その後、別の会社が発売した後発機器がシュリンクで、より低い価格帯に定着したことで認知度ではむしろ先行することになりました。発売順に並べると、ウルセラ、ダブロ(ブイロ)、シュリンクの順です。
ダブロはダブロゴールド、ブイロを経て現在のブイロ2・ブイロ アドバンスへと世代を重ねて改良されてきました。認知度ではマーケティングに押されたかもしれませんが、技術を積み上げてきた期間で見れば、韓国製HIFUのなかでも最も古い部類に入る機器です。

ブイロ アドバンスは何が変わったのか
ブイロ アドバンスは世代を重ねるなかで、カートリッジ(施術チップ)の種類の多様化、エネルギー伝達の精密化、施術時間の短縮、痛みの軽減技術まで全般的に手を入れられた機器です。痛みの負担が以前の世代より減ったことで、麻酔をせずに施術を受ける方も多く、施術時間も長くはありません。スキニク医院が長くダブロ系列とともに歩んできたのも、認知度より実際の施術結果と満足度を優先して見ているためです。

HIFU+高周波、ダブルリフティングの構造
ブイロ アドバンス最大の特徴は、HIFU超音波とRF高周波を一台の機器で併用できる点です。幅広い形状のチップが超音波を集束させるカートリッジ、丸いチップが超音波に高周波を加えたカートリッジで、この二種類をどちらも活用してはじめて、リフティングに加えてタイトニング・ハリ・キメ・小じわまでを見据えたダブルリフティングになります。一種類のチップだけを使う施術とはカバー範囲が異なる、という点は覚えておくとよいでしょう。
さらに踏み込むと、各カートリッジはエネルギーが届く深さごとに1.5mm・3.0mm・4.5mmといった具合に分かれています。同じ400ショットでも、4.5mmだけで照射した場合と1.5mmだけで照射した場合ではまったく別の施術になります。つまり、どの深さのチップを顔のどの部位にどう配分するかが結果を左右し、肌状態による個人差とは別に、施術者の運用による差も確かに存在します。リフティングのクリニックを選ぶ際に、一律のプロトコルではなく1対1のオーダーメイド設計を行うところかどうかを確認していただきたい理由です。
スキニク医院の施術設計
スキニク医院では、施術前の個別カウンセリングで気になる部位とリフティングで目指したい方向をまず把握し、その目的に合わせてチップの種類・深さ・ショット配分を設計したうえで施術を行います。

費用の面では、ブイロ アドバンスはウルセラより低く、シュリンクよりはやや高い位置にあります。超音波と高周波のリフティングを一度に受けられる点を踏まえると、合理的な選択肢になり得ます。詳しい費用は料金のご案内でご確認いただけます。

まとめ
ブイロ アドバンスは、韓国製HIFUの元祖にあたるダブロから発展してきた、超音波と高周波を同時に使うダブルリフティング機器です。同じ機器でも、チップの種類と深さを一人ひとりに合わせて配分する設計によって結果が変わりますので、機器の名前よりもオーダーメイドの施術かどうかを見てクリニックをお選びください。ご自身の顔にはどのリフティング設計が合うのか気になる方は、自分の肌に合うリフティングをチャットで相談するをご利用ください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニク医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。
初回公開 2025年1月6日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否と方法は診療を通じてご判断ください。
