インモードはリフティング施術としてすっかり一般的になり、すでに受けたことがある方も多い一方で、同じ機器で受けても仕上がりがまちまちだという話もよく聞かれます。その差はどこから生まれるのでしょうか。鍵は機器そのものではなく、施術時間と実際に届けられるエネルギー量にあります。この記事では、インモードFXとFORMAがそれぞれ何を目的とした施術なのか、なぜトリートメントタイムと総エネルギー量が結果を分けるのかを解説します。

FXとFORMA、目的の異なる二つのモード
インモードは目的がはっきり分かれた機器です。FXは高周波の熱で脂肪細胞を減らしフェイスラインをすっきり見せることに、FORMAは真皮のコラーゲン再生を促してハリを引き上げることに焦点があります。ただし同じ機械でも、どれだけ、どのように施術するかによって仕上がりの幅は大きく変わります。脂肪の変性には十分な熱が一定時間以上保たれる必要があり、コラーゲン再生には十分な総エネルギーが入る必要があるからです。短く弱くなぞるだけの施術では一時的な温かさが残るだけで、肌の構造的な変化までは引き出しにくくなります。
インモードFX:総所要時間ではなくトリートメントタイムを

FXは高周波(RF)の熱エネルギーで脂肪細胞を変性・破壊するモードで、要となるのは温度と、機器が実際に稼働している時間です。熱が深部の脂肪層まで届く時間が確保されなければ、表面だけが温まって終わりということになりかねません。インモードを検討される際、総所要時間を尋ねる方が多いのですが、本当に確認すべき数字は、機器が熱エネルギーを届けながら稼働したトリートメントタイムです。スキニーククリニックでは顔全体のFXにおいてこのトリートメントタイムを10分以上で運用しており、準備や移動を含めた実際の所要時間はそれより長くなります。こうして熱が積み重なることで、施術後の数週間をかけて頬やあご下が整い、ラインが少しずつ引き締まっていく変化につながります。


インモードFORMA:時間よりも総エネルギー量
FORMAが狙うのは脂肪層ではなく真皮層です。肌の内部の温度を40〜43℃の範囲で一定に保ちながら、熱刺激を受けた真皮が新しいコラーゲンをつくるよう促す方式です。ここで重要なのは単純な施術時間ではなく、肌に入った総エネルギー量です。スキニーククリニックでは顔全体に10kJ(キロジュール)を基準として、もれなくエネルギーを届けています。真皮が十分な刺激を受けてはじめて、ハリの改善となめらかな肌のキメという二つの変化を同時に期待できるからです。
機器よりもまず、1対1のライン設計

インモードの完成度は、全員に同じパターンで機械を当てることではなく、その人の顔のラインとお悩みの部位に合わせた設計によって変わります。

スキニーククリニックでは施術前に鏡を一緒に見ながら、どの部位を引き上げ、どの部位のボリュームを落とすかを医師が1対1で設計したうえで施術を始めます。この設計の工程があってこそ、施術後の変化がご自身の顔に合った細やかなものになります。
まとめ
インモードをきちんと受けるための基準は三つに整理できます。施術前の1対1のライン設計、FXは顔全体でトリートメントタイム10分、FORMAは顔全体で10kJのエネルギー伝達です。良い機械も正しく使ってこそ本来のはたらきをしますし、結果には個人差がありますので、ご自身の顔に合った設計が先です。ご自身のラインにFXとFORMAをどう組み合わせるとよいか気になる方は、お顔のラインに合わせたインモード設計をチャットで相談するからご確認ください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニーククリニック代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2025年8月13日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否や方法は診察を通じてご判断ください。
