リフティング機器の名前はあふれているのに、「自分の顔のどこを、どうやって引き上げられるのか」を落ち着いて説明してくれる記事は多くありません。この記事では、高周波リフティング機器サニー(SUNNY)と、その要となるクエーサーチップの構造、そして実際の施術がどのような順序で進むのかを整理しました。
サニーリフティング、高周波リフトのひとつ

サニーはSHENB社が開発した高周波(RF)リフティング機器で、米国FDAの承認を受けています。高周波エネルギーで真皮層に熱を伝え、コラーゲンのリモデリングを促すという点では、サーマクールFLX・デンシティ・セルフ・テンサーマ・オリジオなどと同じ系統に属します。

すでに多くの高周波機器があるなかで、なぜ新しい機器が注目されるのでしょうか。答えはチップの形にあります。
25本のピンがそれぞれ動くクエーサーチップ

従来の高周波機器のチップは、その多くが広く平らな四角形です。面積の広い頬や額にはよく合いますが、凹凸の大きい部位では密着させるのが難しいという面がありました。クエーサーチップは25本のピンが個別に動き、肌表面の凹凸をそのままなぞります。そのおかげで、ヘアライン・耳のうしろ・頭皮のように、これまで機器が届きにくかったいわゆるリフティングの死角にも、エネルギーを均一に伝えられるようになりました。
なぜ頭皮まで施術範囲に入れるのか

顔のたるみは、顔だけの問題ではありません。頭皮・側頭部・頬骨・フェイスラインはひとつの構造としてつながっているため、頭皮の支える力が落ちると、額や眉、こめかみ、フェイスラインまで順に下がってくる様子がみられます。サニーリフティングが耳のうしろやヘアライン、頭皮までいっしょに扱うのは、そのためです。引き上げる力の出発点を、顔の上のほうから押さえておこうという考え方です。
機器と同じくらい大切なもの、施術設計

同じ機器でも、結果は施術設計によって変わります。人によって筋肉の走行、皮膚の厚み、ハリが失われている場所が違うため、部位ごとにエネルギーの強さとパス数を変えてこそ、自然な変化が期待できます。
スキニーククリニックでは施術前に、座った姿勢で顔を観察しながら、ハリの低下の程度や左右差の有無、ご本人が気にされている部位をまず確認します。こうして把握した内容をもとに範囲を設計したうえで、サニーチップで広い面を扱い、クエーサーチップで凹凸のある部位を仕上げるという順序で施術が進みます。


痛みとダウンタイム、そして費用


サニーリフティングは一般に、静脈麻酔(セデーション)を使わず麻酔クリームの塗布のみで進められ、施術直後から日常に戻りやすい施術に入ります。ただし痛みの感じ方や施術後の反応には個人差がありますので、診察の際に医療スタッフとあらかじめご相談いただくことをおすすめします。詳しい費用は料金のご案内でご確認いただけます。
まとめ
サニーリフティングは、高周波リフトの基本的な原理に「凹凸部位への密着」という強みを加えた機器で、頭皮やヘアラインまで含めて、たるみの出発点からアプローチできる点が特徴です。ただし、どの機器を使うにせよ結果を左右するのは、顔の構造に合わせた設計です。サニーリフティングがご自身の顔に合う選択かどうか気になる方は、肌に合うリフティングの方向についてチャットで相談するからお気軽にお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニーククリニックの代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2025年6月30日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否と方法は診療を通じてご判断ください。
