鏡を見るたびに気になる頬のこけや、以前ほどではない肌のハリ。とはいえヒアルロン酸注入にありがちな作り物めいた印象は避けたい、という方は少なくありません。ジュベルックボリュームは、その二つの悩みのあいだで選択肢になるコラーゲン刺激型のボリューム施術です。この記事では、ジュベルックボリュームのしくみ、一般的なヒアルロン酸注入との違い、施術の流れ、そして注意点を順に整理しました。
ジュベルックボリュームのしくみ|PLLAとコラーゲン

一般的なヒアルロン酸注入の主成分がヒアルロン酸であるのに対し、ジュベルックボリュームの中心成分はPLLA(ポリ乳酸/Poly-L-Lactic Acid)です。注入されたPLLAの粒子は体内でゆっくりと分解され、その過程で周囲の組織にコラーゲンの生成を促します。結果として立ち上がるのは、外から詰め込んだボリュームではなく、自分の肌がみずから作り出したボリュームとハリが少しずつ育っていく形になります。
一般的なヒアルロン酸注入との違い

ジュベルックボリュームがよく用いられるのは、前頬・横頬のようにこけが目立ちやすい部位です。ジェル状で即座に形を作るヒアルロン酸注入とは異なり、ジュベルックは粉末製剤を生理食塩水で水和してから注入します。注入直後に感じるボリュームは水分によるもので数日のうちに落ち着き、その後に肌の中へ残った粒子がコラーゲンを引き出しながら、数週間かけて徐々にボリュームがよみがえっていく経過をたどります。
まとめると、長所と短所がはっきりした施術です。結果がすぐには見えない点は物足りなく感じられるかもしれませんが、自己コラーゲンにもとづくため表情を動かしても目立ちにくく、変化がなだらかである点は強みといえます。だからこそ施術前にこの性質を十分に理解したうえで、ご自身の肌悩みと目標に合うかどうかを医師と一緒に判断する段階が、とりわけ大切になります。
施術の流れとしこり(結節)の予防
ご来院いただくと、通常はカウンセリング → 製剤の水和準備 → 麻酔 → 注入の順に進みます。ジュベルックボリュームでもっとも気を配るべき副作用はしこり(結節)で、スキニック医院では発生の可能性を下げるために次の原則を守っています。
- 時間をかけた十分な水和
- 1人1本の原則
- 結節リスクの高い部位には注入しない
- 施術後のマッサージ方法のご案内

結果を分けるもの|経験と美的感覚
同じ製剤でも、誰がどのように注入するかによって結果の方向は変わります。積み重ねた施術データと熟練度が土台であり、そこに顔全体の比率を読み取る美的感覚が加わる必要があります。こけた場所を単に埋めるという発想ではなく、その顔がもともと持っている均衡を生かす方向で設計することが、自然な仕上がりの条件です。

スキニック医院では、パク・テヒョン代表院長がカウンセリングから注入まで1対1で直接担当します。パク院長は複数の医師を対象にジュベルック関連のハンズオン講義を行ってきた経験があります。
施術回数とアフターケア

- ボリューム改善が目的であれば、1か月間隔で3回ほど繰り返す方法がよく勧められ、必要な回数は肌の状態によって異なります。
- 針あとの上にお貼りする小さなハイドロコロイド(デュオデルム)は、1〜2日後に剥がしていただいて構いません。
- 結節の予防のため、施術後はご案内したとおりにマッサージを続けていただくことをおすすめします。
詳しい費用は料金のご案内でご確認いただけます。
まとめ
ジュベルックボリュームは、即時的な充填ではなく自己コラーゲンによる緩やかなボリューム回復を目指す施術で、自然さを優先したい方に向く選択肢です。ただし経過や満足度には個人差がありますので、ご自身の肌の状態に適しているかを確かめることが先決です。気になる点があれば、肌に合った方向をチャットで相談するからお気軽にお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニック医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。
初回公開 2024年12月11日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差が生じる場合があります。治療の要否と方法は診察を通じてご判断ください。
