韓国で「シャネル注射」という愛称で呼ばれるフィロルガ135(NCTF 135)は、スキンブースターのなかでも成分構成が豊富な部類に入ります。ただし同じアンプルを使っても、どのような方法で肌に入れるか、規定量を使い切るかによって実感が大きく変わることがあります。この記事では、スキニーク(SKINIQUE)クリニックでの実際の施術手順をたどりながら、確認しておきたいポイントを整理しました。
フィロルガ135はどのような成分ですか

NCTFは、フランスのアンチエイジング研究所フィロルガが開発したスキンブースターです。ヒアルロン酸をはじめ、ビタミン12種・アミノ酸23種・ミネラル6種など、合わせて53種類の複合成分が配合されており、肌のキメや内側の乾燥、トーンのケアを期待して選ばれる方が多い製剤です。もちろん、実感には個人差があります。

1箱には3cc容量のNCTF BOOSTのボトルが10本入っており、1回の施術でボトル1本をまるごと使用します。スキニーククリニックでは、使用期限を確認した新しいボトルを患者さまの目の前で開封し、3ccすべてが実際に使われることまでご確認いただいています。規定量を余さず使うことが、この施術の出発点だと考えているためです。
アンプルを肌に入れる方法 — オートMTS

シャネル注射という名前とは異なり、注射器で直接注入するのではなく、MTSで肌に微細な通り道をつくってからアンプルを浸透させる方法で進めるケースが多くあります。当院ではローラー型ではなく、ニードルを毎回新しいものに交換するオートMTSを使用します。極細のニードルが1秒間に120回動き、1分間におよそ60万個のマイクロホールをつくって薬剤が入り込む通り道を開きます。また、この微細な刺激が治癒していく過程で線維芽細胞が刺激され、コラーゲン生成が促されるという副次的な利点もあります。

新しいニードルを装着したオートMTSで、肌表面へのダメージを抑えながら均一に穴をつくっておくことで、フィロルガ135の成分が深く浸透しやすくなります。そのため、この事前工程には十分な時間をかけています。
超音波と鎮静ケアで仕上げ

MTSが終わったら、ベラソニック機器のベラファクトモードで超音波を加え、アンプルが真皮層の近くまで届くようサポートします。

容量と使用期限が保証されたアンプルを、無駄なく肌へ浸透させられるかどうかは、結局のところ施術者の丁寧さにかかっています。

最後にクライオ(冷却)ケアで、MTSによる肌の刺激を落ち着かせながら吸収を助ける仕上げの工程を行います。施術直後の赤みやほてりは、この工程を経ることで和らぐ傾向があります。
施術前のチェックリスト

どちらのクリニックで受けられる場合でも、次の4点はご確認いただくことをおすすめします。正規品のフィロルガ135を使用しているか、使用期限と使用量を見せてくれるか、MTSを新しいニードルで丁寧に行っているか、そして浸透を助ける後続の工程があるか、という点です。


まとめ
スキンブースターの種類が非常に多いため、自分の肌に何が合うのかを選ぶことから難しく感じられるかもしれません。スキニーククリニックでは、医師のカウンセリングを通じて肌の状態を診断したうえで、適した施術をご提案することを優先しています。詳しい費用は料金案内でご確認いただけます。フィロルガ135がご自身の肌悩みに合うか気になる方は、チャットで自分の肌に合うスキンブースターを相談するからお気軽にお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニーククリニックの代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2021年2月21日 · 最終確認 2026年8月24日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術後の反応には個人差があります。治療の要否や方法は、診察のうえでご判断ください。
