洗顔後まもなくつっぱり、化粧は浮き、いくら塗っても内側は乾いている感じがする。そんなときは、表面ではなく肌の内側の水分が足りない「インナードライ」の状態である可能性が高いと考えられます。こうしたお悩みによくおすすめするのが水光注射です。この記事では、水光注射の仕組みと製剤ごとの違い、プレミアムなヒアルロン酸製剤であるバイリズンの特徴、スキンボトックスを混合したときに変わる点、そして実際の施術の流れを順に整理しました。
水光注射はどのような仕組みか
水光注射は、ヒアルロン酸(HA)を主成分とする製剤を真皮層に直接注入する施術です。ヒアルロン酸には自重の約1000倍にあたる水分を引き寄せる性質があり、肌の内側に入ると水分をすぐに満たすだけでなく、水分膜をつくって満たした水分が逃げにくいようにつなぎとめます。内側から水分が満ちてくると肌のトーンが澄み、ほのかなツヤが出てきます。「水光」という名前はここから来ています。ただし、同じ水光注射という名前でも、製剤ごとに使われるヒアルロン酸の品質と特性はそれぞれ異なるという点は知っておいていただきたいところです。

バイリズンの違い
バイリズンは、ボトックス・ヒアルロン酸製剤のメーカーとして知られるヒュージェル社が開発したヒアルロン酸製剤で、韓国食品医薬品安全処の承認を受けた医療機器であり、臨床試験で有効性と安全性が検証されています。関連研究がSCI級の国際学術誌であるジャーナル・オブ・コスメティック・ダーマトロジーに掲載された実績もあります。
技術的に注目すべき点は二つです。一つは架橋結合(Cross-Linking)工法と粘性・弾性比率の設計によって高めた持続力で、低価格の競合製剤に比べて維持期間が長いことがバイリズンの核心的な違いです。もう一つはヒアルロン酸20mgという高含量の構成で、その分だけ水分補給の実感が大きくなります。

ダーマシャインプロによる注入
スキニク医院のバイリズン施術は、ダーマシャインプロという機器で行います。

9本の微細ニードルがついたチップが陰圧で肌を吸引して密着させたうえで、一定の深さの真皮層に製剤を注入する方式のため、手による注入より深さが均一で部位ごとのばらつきが少なくなります。

スキンボトックスを混合すると変わること
バイリズンにボトックス(韓国製またはゼオミン)を少量混ぜて一緒に注入する混合施術も可能です。ボトックス成分が真皮に広がると皮脂分泌が減って毛穴が引き締まる効果が加わり、肌の表面がより滑らかに整います。老化した皮膚細胞を減らし、新しい細胞の増加を助ける再生面での作用も報告されています。つっぱりやカサつきだけでなく、開いた毛穴、落ちたハリ、くすんだトーンまで一度に扱いたい場合は、水光注射とスキンボトックスの効果を同時に得られる混合施術が効率的な選択になり得ます。
施術の流れ
全体の流れはカウンセリング、施術準備、注入、仕上げの順です。まず院長とのカウンセリングで肌の悩みと希望の方向をお話しし、バイリズン単独にするかボトックスを混合するかを決めます。

施術が決まったら、クレンジング後に顔全体へ麻酔クリームをすき間なく塗り、吸収されるまで待ちます。


本施術の直前には、使用するバイリズン製剤とダーマシャインのチップを患者さんの目の前で開封してご確認いただきます。

混合施術の場合は、ボトックス製剤も直接お見せしたうえで、その場でバイリズンと混ぜて使用します。

注入の段階では、目立ちにくい部位まですみずみにチップを密着させ、顔全体に抜けるところなく注入することを原則としています。

注入が終わるとモデリングパックで鎮静を助け、簡単な基礎ケアのあとご帰宅いただきます。帰宅後の数日間はニードルの跡やエンボスの跡が見えることがありますが、数日以内に自然に落ち着いていきますのでご心配は要りません。

まとめ
インナードライは保湿剤だけでは改善が進みにくいお悩みなので、真皮に水分を直接満たす水光注射が実質的な選択肢になります。なかでもバイリズンは持続力と含量に強みのあるプレミアム製剤であり、毛穴・ハリのお悩みが重なっている場合はスキンボトックスの混合構成も検討に値します。詳しい費用は料金のご案内からご確認いただけます。ご自身の肌に単独と混合のどちらが合うか気になる方は、自分の肌に合う構成をチャットで相談するをご利用ください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が作成しました。スキニク医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。
初回公開 2024年11月24日 · 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否や方法は診察を通じてご判断ください。
