リフティングを調べていると、ブイロ(V-RO)とシュリンクのあいだで迷われる方が多くいらっしゃいます。どちらも負担の少ないリフティングとしてよく比較されますが、エネルギー源から扱う皮膚の層まで、実際には性格の異なる機器です。この記事では、二つの施術がどう違うのか、そして機器の名前の先に何を確かめるべきかを整理してお伝えします。
リフティングレーザーを三つに分けて見る
リフティング効果をうたう施術は数多くありますが、エネルギーの伝え方を基準にすると大きく三つに分かれます。
- 高周波(RF)系 — サーマクール、オリジオ、デンシティ、ボルニューマーなど
- 超音波(HIFU)系 — ウルセラ、シュリンク、テンサーマ、リフテラなど
- 光の波長を使う系 — チタニウム、クアトロなど
シュリンクはこのうち二つ目、超音波のみを使う機器です。一方ブイロは、超音波と高周波を一台で併用できる点が根本的な違いです。ですから二つの施術を同じ土俵に並べて選ぶより、別の範疇の機器として理解するほうが正確です。
| 区分 | シュリンク | ブイロ |
|---|---|---|
| エネルギー源 | 超音波 | 超音波+高周波 |
| 改善の範囲 | 皮膚深部組織のハリ | 深部のハリ+浅い層の細かなハリ |
チップ構成から見るブイロの構造

写真の四つのハンドピースが、ブイロの施術で主に使われるチップです。左の平たいN3・N4.5チップが超音波リフティングを、右の丸いP3・P1.5チップが高周波リフティングを担当します。丸いチップからは実は超音波と高周波が一緒に出ますが、実際の施術では高周波の効果を目的に使う場合が多くなります。

図のオレンジ色が超音波、黄色が高周波の届く深さです。超音波は皮膚の深い層を収縮させてたるみを引き上げる役割を、高周波は比較的浅い層に熱を蓄えて表面のハリや小じわを整える役割を担います。二つのエネルギーを一度の施術で併用するブイロは、よく「ウルセラ+サーマクール」を合わせたウルサーマ組み合わせの縮小版にたとえられます。超音波単独では物足りない表面のハリを補いながら、二つの機器を別々に受ける場合の費用負担を抑えられることが、ブイロが選ばれ続けている理由です。ただし改善の程度や持続期間には個人差があります。
機器の名前より大切なこと

リフティングを検討する際、機器の種類と費用だけを比べる方が多いのですが、もう二つ確認していただきたいことがあります。一台の機器に複数のチップがあるということ、そしてチップごとに目的が異なり、顔の特性に合わせて選び分ける必要があるということです。同じ材料でも作る人によって味が変わるように、同じ機器でもどのチップをどの部位にどの強さで配分するかによって、結果の方向は変わります。
ですから「施術が上手い」とは、結局二つに集約されます。事前カウンセリングで患者さんの悩みと顔の特性を正確に把握すること、そしてそのカウンセリング内容を施術設計にそのまま反映できる理解と経験です。

ネット上では、ショット数や費用が適切かを尋ねる投稿がよく見られます。もちろん大切な要素ですが、同じ500ショット・5,000ショットでも、全員に同じように打つ施術と、自分の顔のたるみの部位や悩みに合わせて配分する施術は別ものです。強すぎず弱すぎないエネルギーで、自分の顔を基準に設計してくれる医院かどうかも、あわせて確かめておくとよいでしょう。
まとめ

シュリンクが超音波という単一のエネルギーで深い層のたるみを扱うのに対し、ブイロは超音波に高周波を加えて深部と表面のハリを一緒に管理する機器です。どちらが合うかは肌の状態やたるみの現れ方によって変わりますので、施術前に院長のカウンセリングでチップ構成とエネルギー配分まで確認されることをおすすめします。詳しい費用は料金のご案内からご確認いただけます。自分の顔に合うリフティングをチャットで相談するからお気軽にお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が作成しました。スキニク医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2024年10月4日 · 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否や方法は診察を通じてご判断ください。
