リジュランを調べていくと、必ず行き当たる分かれ道があります。医療者が直接打つ手打ち注射で受けるか、専用デバイスのリジュメイトで受けるかという選択です。痛みや注射跡、効果についての話がまちまちで、かえって迷われたかもしれません。この記事では、2つの方式の違いを落ち着いて比較します。

まず、リジュランはどんな施術でしょうか
リジュランヒーラーはPN(ポリヌクレオチド)を主成分とするスキンブースターで、世界的に広く行われており「肌の栄養注射」という別名で呼ばれることもあります。

PNはサーモンのDNAから抽出・精製した人体適合性の物質です。傷んだ皮膚細胞の回復を助け、コラーゲン生成を促すことで、ハリ・保湿・小じわの改善に役立つことがあります。何かを詰めて一時的にボリュームをつくる施術ではなく、肌の再生環境そのものを整えていく性格の施術である点が要点です。
手打ち注射 ― 細かな調整に強い

手打ち注射は、医療者が針の深さと部位ごとの注入量を指先で直接調整しながら打つ方式です。そのため、目元や口元のように皮膚が薄く繊細な部位、凹凸があって細やかな調整が必要な部位で強みを発揮します。一方で受け入れておきたい点もあります。施術中の痛みが比較的大きく、注入点ごとにぽつぽつとしたエンボ跡が比較的残りやすく、結果が施術者の熟練度に大きく左右されます。
リジュメイト ― 均一さと快適さが持ち味

リジュメイトは、リジュランの開発会社が自ら作った専用の注入デバイスです。細い針が複数同時に入り、顔全体へ薬剤を一定の深さで均一に広げます。手打ち注射より痛みが少なく、エンボ現象も少なめで回復も早い方なので、痛みが心配な方や顔全体を均一にケアしたい方に向いています。ただし機器の特性上、薬剤が一部ロスする可能性はあります。
2つの方式をひと目で比較

| 区分 | 手打ち注射 | リジュメイト |
|---|---|---|
| 痛み | 強めの傾向 | 弱めの傾向 |
| エンボ跡 | やや残りやすい | 少なめ |
| 薬剤のロス | ほとんどなし | 一部あり得る |
| 強み | 細かな深さ調整、凹凸部位 | 均一な注入、快適な施術 |
| 向いている方 | 目元・口元などの集中ケア | 顔全体のケア、痛みに敏感な方 |
整理すると、次のようにご案内できます。特定の部位を精密に扱う必要があるなら手打ち注射が、リジュランが初めてで痛みが負担、あるいは顔全体の改善を望むならリジュメイトが、まず検討の対象になります。もちろん注入量や施術部位、肌の状態によって判断は人それぞれ変わります。
方式より大切なこと
どちらか一方が無条件に優れていると言い切ることは難しいものです。実際の結果を分けるのは、注入方式そのものよりも、肌を診断して計画を立てる医療者の経験と原則です。

SKINIQUEクリニックはリジュランの施術で次を守っています。すべての製品は正規品を適正量どおりに使用し、施術前に製品を開封して製造日をあわせて確認します。痛みへの敏感さに応じて注入方式と量を調整し、手打ち注射とリジュメイトの両方を十分に扱えるため、どちらか一方へ誘導せず、肌の状態に合う方をお勧めします。


まとめ
手打ち注射は精密さ、リジュメイトは均一さと痛みの少なさという異なる持ち味があり、答えは自分の肌の状態と施術の目標によって変わります。結果と回復には個人差があるため、施術前に十分な相談で方向を決めることが何より大切です。どちらの方式が自分に合うか気になる方は、リジュランの施術方式をチャットで相談するからまずお尋ねください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。SKINIQUEクリニックの代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2025年9月11日 ・ 最終確認 2026年8月23日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の要否と方法は診察を通じてご判断ください。
