ボトックスを定期的に受けていると、あるとき「以前ほど効いている感じがしない」という悩みが出てくることがあります。繰り返しの施術では避けて通れないテーマである耐性の問題を軸に、抗体の発生リスクを下げるよう設計された韓国製ボトックス「コアトックス」がどのような製品なのかを整理しました。
繰り返しの施術と耐性という課題

ボトックスは、簡単な注射だけでしわをケアし、発達した筋肉のボリュームを調整できることから、美容施術のなかでも最も広く受け入れられている部類に入ります。ただし効果が永久的ではないため一定の間隔で受け直す必要があり、その過程で耐性が生じると持続期間が短くなったり、反応そのものが鈍くなったりすることがあります。

耐性リスクを管理する基本は、適正な用量と十分な施術間隔を守ることです。それに加えて、抗体を引き起こしうる成分をあらかじめ取り除いた製品を選ぶことも、本質的な備えになります。ドイツ製のゼオミンが、まさにその理由で選ばれてきました。
コアトックスは何が違うのか

コアトックスは2019年に登場した韓国製の製品で、不要な複合タンパク質を取り除くというゼオミンのアプローチからさらに一歩進み、HSA(ヒト血清アルブミン)まで除いた構成にすることで、抗体の発生可能性を下げようとしたボトックスです。輸入製品に比べて費用の負担が軽い一方で、耐性管理という同じ方向性を目指している点が特徴で、実際の臨床経過でもゼオミンとの明確な違いは感じにくい、というのが私たちの経験です。もちろん、薬剤への反応には個人差があります。
スキニク医院のボトックスの運用

スキニク医院では、耐性リスクを抑えたゼオミンとコアトックスの両方を取りそろえているため、カウンセリングで 両製品の違いをお聞きになったうえで、ご希望のほうをお選びいただけます。



しわ・エラ・Vラインなど部位別の構成で施術が可能で、詳しい費用は料金案内でご確認いただけます。
Vラインボトックスという組み合わせ
Vラインボトックスは、三つの施術を一つにまとめた構成です。発達した咬筋を抑えるエラボトックス、下がった口角の印象を整える口角ボトックス、そしてあごのラインに沿って肌を引き締めるダーマトキシン(スキンボトックス)を一緒に行い、下顔面のラインを全体的に整える方式です。

施術はこのように進みます
手順はシンプルです。麻酔クリームを塗って時間をおいたあと、部位ごとに注射していく流れです。

注射に先立ち、使用する製品が正規品であることと使用期限を直接お見せして確認していただく手順を必ず踏みます。

その後は口角・エラ・あごのラインの順に、一人ひとりの顔の形に合わせて注入ポイントと用量を調整します。筋肉の発達具合や肌のたるみ方は人によって異なるため、同じVラインボトックスでも実際の設計は顔ごとに変わります。

まとめ
ボトックスを長く続けていくには、製品選びの段階から耐性管理を念頭に置くとよいでしょう。コアトックスは抗体を引き起こす可能性のある成分を取り除いた韓国製の製品で、ゼオミンと並ぶ有力な選択肢になり得ます。どの製品と部位構成が自分の顔に合うかは診察で決めるのが確実ですので、チャットで自分に合うボトックスを相談するからまずはお問い合わせください。
この記事はパク・テヒョン代表院長が執筆しました。スキニク医院の代表院長であり、大韓レーザー皮膚毛髪学会の首席理事を務めています。 初回公開 2023年10月12日 ・ 最終確認 2026年8月24日
本文は一般的な医学情報のご案内であり、肌の状態や施術への反応には個人差があります。治療の可否と方法は診察のうえでご判断ください。
